Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
本日まつもとさんが来社するという情報を事前に入手したので、社内Rubyistsを集めての1時間ばかりのmeetupという御前試合を開催した。 社内から最近の事例として3件の発表をし、こんな感じでRuby 2.0を使ってるとか、Chefを導入してるとかが共有できたので、まつもとさんがどこかで弊社の話をする時にひろめていただければ幸い。 プレゼンが終わったら、mrubyとかRubyのプロセスモデルみたいな、ちょっと深い話についてみんなでゆるい感じで話をした。
いつもこちらから事例共有ばかりでは、フェローを活用できてない感じがするので、次回あたりはRuby本体の開発の仕方を教えていただきたいなぁ、なんて贅沢なお願いを考えている。
子育てプログラマ・ITエンジニア・Webデザイナー Advent Calendar 2015 Part 2 の二日目です。
最近、子どもにプログラミングを教えているので、そのことを書きます。
大田区在住34歳のプログラマーだったり、スクラムマスターだったりで食べています。 子どもは、6歳の娘と3歳の息子。 息子は自由奔放で好き勝手に遊ぶのが好きで、まだ勉強がどうとかそういうのは興味無し。 娘はピアノやバレーの習い事の他に、妻が教えていたこともあり、簡単な四則演算はいつのまにか出来るようになってました。
最初のきっかけは、ある時、妻がこの本を買ってきたことでした。 この本、タイトルは大分引いてしまったんですが、なぜプログラミングを学ぶことの意義や、どうやって小学生以上の子どもにプログラミングを教えるのかや、ソフトウェア開発経験の無い親御さんに向けてプログラミングとはなんのかがとてもわかりやすくまとまっています。
その中で、自分は次の3つの理由から、娘に教えようと思いました。
プログラマーになるため、というだけでなく、プログラミングが出来るようになると、他の職種でもそれを活用することができます。 例えば、大学の研究でもシミュレーションで利用できますし、メディアアートだったり、普段の生活の中でも計算や記録を必要とするなど、活用できる場面は様々ですし、今後はどんどん増えていくでしょう。 今はプログラミングと関係の無い職種でも、そこに活用していくことで新しい価値が生まれるのかもしれないので、可能性は大きいと思います。
2年前に父を亡くしてから、時折、自分が仕事で悩んでいたりすると、「父はどういうふうに仕事をしていたんだろう」と思うことがあります。 父の仕事に自分は特に感心がなかったし、父も積極的に仕事のことを家で話すわけでもなく、また自分が中学を卒業してから家を出ての寮生活だったので、知らないまま自分が社会人になっていました。 漠然と「仕事をしている」というよりも「プログラマーとして仕事をしている」ということに対して、深く知ってもらえると、何かの折に、役に立つこともあるんじゃないかと思っています。
で、そんな自分の仕事が楽しいので、その楽しさを伝えたいと思っています。 共通の趣味として、父娘で一緒にできる活動ができたので、とても楽しいです。
これは先日の日記にも書いたように、小学生向けのプログラミングの書籍を一緒に進めました。
今は、この本を一通りやり終えたところです。 マウスやキーボードの操作、小学生で習う常用漢字がわかっていること、ふりがなが振ってあるので問題ありませんが、それらの知識が前提としてあるように思います。 ペアプロではありませんが、本で書かれている指示がわからないようであれば、ペアプロのように、入れ替わって解説しながらスクリプトを組んでいくと、理解しやすいようでした。
一通り終えて、楽しめたようで、「次は何する?次は何する?」と言っています。
自分と娘とだけでなく、プログラミングを共通の趣味として友達を増やしていけないかと考えています。 自分が、プログラミングや開発に関する勉強会に行って、色々と刺激を受けるように、同じことをしている同年代の子と繋がれば、より意欲が湧くことを期待しています。
といったように、まだ始めたばかりではありますが、これから役立てる場面が多いプログラミングを一緒に楽しみながら学んでいこうと思います。 自分が楽しいと思えることを、子どもに共感してもらえることは、何ともいえない嬉しさを感じます。Rasbpery Pi やLEGOマインドストームなど、ソフトウェアだけに限らず、ハードを利用したりなど、やれることの範囲も広がっているので、今後の楽しみも増えていくと思います。 皆さんも、親子の共通の趣味として、プログラミングを始めてみてはいかがでしょうか。