Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
今回は第21章「計画とコミュニケーション」を題材に、いつものように参加者のコンテキストに基づいた意見をぶつけあってきた。 会場提供は、ガイアックスさん。 毎度章末についている「話し合ってみよう」は、見積もった結果の期日をどのようにつたえるかについて一番盛り上がった。それぞれ、参加者が普段の業務でどういったところを気にしているかがわかるとともに、明確に期日を伝える場合や、「いつからいつまでの間」といったように範囲を伝える場合に現れるリスクや相手が受ける印象などが見えたように思う。
途中、脱線した時に、
人が沢山いると、その人達ができる仕事をなんとか作ってあげなきゃならなかったりする
みたいな話を聞いて、どこにでも闇はあるもんだと、深く頷いてしまった。 最近の自分のところでも、アイデアだけを持ち込んで、それをプロジェクトとして実装させようとしてくるんだけれども、実際のユーザーの実在性が怪しかったり、ユーザーが欲しいものと異なっていたりと、自分勝手なアイデアが持ち込まれることが多い。 作ってしまうと運用が発生したり、ものによっては、ただ煩わしいタスクが増えてしまうことも十分ありえるので、そういうのを避けて、本当に価値が実感できるものを作ってしきたいものですね、みたいな話をした。
こういう脱線を含めて、この読書会では、様々な分野から集まってくる参加者のそれぞれの立場のお話が聞けるので、非常に有意義に感じてる。ということで、次回はおそらく2ヶ月くらい先に開催されると思いますので、DoorKeeper上で待機してると良いと思います。
*1 いざ向かったら電車賃とわずかな小銭しか持っていなかったorz
デザイン思考というものは、成果物を中心に進めていくものづくりの方法だと思っていたのだけれど、それだけではなく、ユーザーの体験をデザインするものだと知った。この本では、実際に東工大で実施されたエンジニアリングデザインプロジェクト(EDP)を元に、問題を発見していくためのユーザーインタビューからアイデアの発見、そしてプロダクトにまでの方法と、それを行うチームのあり方について書かれていた。 チームについて書かれている3章や、EDPに参加した学生のコラムを読むと、チームで意見をぶつけあいながら試行錯誤していく、そしてそれが楽しそうなのが描かれていた。とにかく3章だけでも読む価値あると思う。丁度昨年、EDPに参加する社会人を募集しているという話を聞いたのだけれど、なんでもっと話を聞かずにスルーしてしまったのだろうと後悔してる。 今新規事業の開発をしているので、読みながら時々、今のプロダクトを良くするにはどうしたらいいのか、というのをあーだこーだと考えてた。
周りでちらほら読んでる人がいる。これも読みたい本のリストに積んどこう。
— さとりゅう 🌸 たつや学院 (@sato_ryu) 2018年1月21日
エンジニアのためのデザイン思考入門 https://t.co/LPMCfCAlt5