Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
9月11日と12日の2日間、採用担当部署と開発部が企画運営した学生向けのハッカソンイベント「楽天Student Hackathon」に参加者のサポーターとして参加してきました。弊社ウェブサービスの利用促進と、弊社エンジニアとエンジニア志望の学生とが直接会えるので、今後も定期的にできるといいですね。
今年から始めた企画で、参加者募集ページを公開した後、なかなか参加者数が伸び悩んでいたのですが、当日は23名*1の学生さんたちが来てくれました。そのうち、4名は外国籍の方で、国際色豊かな感じ。
自分は、Rubyおじさんとして、これまでに自分が作ったアプリケーションの紹介と、先日リリースしているrakuten_web_serviceの簡単な紹介をしました。蓋を開けてみれば、多くの参加者がPHPやJavascript、C#をメインとして使っていて、Rubyを書ける人が1人でしたが…
以下、所感。
運営側はちゃんと振り返りやって、次も盛り上げていきたいですね。 今後のイベントやAPIの情報については、弊社ウェブサービスの公式アカウントが色々あるので、そちらもお見逃しなく。
*1 自分で数えた。内定者含む。
XPが消えると時を同じくしてスクラムが流行りだすが、アジャイルとしての本質が失われつつある現在、今だからこそXPをもう一度見直す時だ、という話。 自分は、XPを初めて知ったのは学部生のころで、自分の研究のためにコードを書くことしかしてなかったので、よく理解できていなかった。「ペアプロでしょ?」、「プロペラのついた帽子かぶるんでしょ?」とそんな理解。そんな自分にとって、XPについて背景と一緒にひと通り知ることができたので、とても良かった。
特にこころに引っかかったのは、トキメキ駆動開発ということば。これは、プラクティスなり提供するフィーチャーなりを価値で決めるのではなく、「それをやることでトキメクか?」という問いに対して答えていくことで決めていくというものだそうだ。 自分は、色々とプロダクトバックログのROIなんてのを図ろうとあれやこれやと考えていたのだけど、数字だけで優先順位は決められないように思った。不可能ではないかもしれないが、そういった色々な要因を数字に落としこんでいくより、なぜそれをやるのかという根拠について話をする方が良いのではないかと思う。きっとそれが、Conversationalに繋がるんじゃないのか、と妄想。
今年はプロダクトオーナー業について学ぶことをメインにしているので、アンチパターンについては興味があった。また、ワークショップなので、他の人とプロダクトオーナーについての考えを共有できる良い機会であった。
やったワークショップは、「ダメなプロダクトオーナーの傾向を選んで、その対策を考える」というもの。 自分がいたテーブルでは、「プロダクトオーナーに責任感が無い」というテーマでアイデアを出し合った。出てきた対策は、
などが出た。
アンチパターンについて色々あったが、PO個人の問題というわけではなく、プロジェクト、チームまたはステークホルダーとの関係によって引き起こされる状況で起きる問題ばかりだと思った。なので、状況に変化を起こす何かが必要なんだと思った。
今年出版された監訳本「ユーザーストーリーマッピング」を元に、ユーザーストーリーマッピングについての講演。
Passion + Skill + Small Team、もう誰も忘れませんね。
Passion + Skill + Small Team 完全版 #xpjug pic.twitter.com/1WyyQy0UiE
— さとりゅう (Tatsuya Sato) (@sato_ryu) 2015, 9月 12
ユーザーストーリーの先に何があるのだろうか?という問いに対して追求していった話(という理解)。 正直エモすぎて追いつけなかった… キーワードは、
基調講演のトキメキに近い、感情にもとづいたストーリーベースでの考え方…なのかな…
「XPって何?」って人だし、まだちゃんと理解できてないけど、XPにだけでなく、それに関連するものならなんでもOKな、ゆるい雰囲気が良かった。 聞きにいけなかったけど、書籍の売り切れについての科学とか、野球の話とか。
ついでに、初めて参加したということで、本を貰えました。 参加費無料で良い話が聞けて、本まで貰えるなんて、とてもいいカンファレンスですね。