Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
毎年恒例、Rubyistの大祭典であるRubyKaigi 2014 に参加してきた。
各セッションの内容については、これも毎年恒例のgihyo.jpさんのレポートが上がってきますし、他の方々も素晴らしいレポートを書いていますので、それらがとても参考になります *1。自分は、主に、Twitterでひたすら聞いたこと、気になったことをつぶやきまくったので、それらを含め、TogetterにRubykaigi中のつぶやきがまとめられているので、そちらも大変参考になります。
いずれ、各セッションの動画もエンコーディングが終わり次第、アップロードされるようですので、Kaigiの余韻に浸りながら、あせらずゆっくりと待ちましょう。動画班の皆さん、ありがとうございます。
また、同様に、SlideshareやSpeaker Deckに、講演者の皆さんがスライドをアップロードしていっているようですので、それらをかき集めると良いと思いますよ。おそらくそれらも #rubykaigi
でTwitterで検索すれば見つかるでしょう。
これまで、2010年から、Sapporo Ruby会議2012を含め、5度目の参加ですが、
今年は誰よりも一番楽しんでやろう *2
というのを目的として、会期中は楽しんでおりました。ということで、これから楽しいRubyKaigi の過ごし方の参考になれば、と思い、こういうことをやて良かったなぁ、と思いながら書きます。
今回のKaigiでは、自分が参加したセッションでは、講演内容や思ったことをTwitterに投稿し続けておりました。これをやると、
といった効能があります。
この会期中に生まれた言葉の1つに、名前解決 というのがあります。
イベントで「ハンドルは知ってるけどリアルでは初めて会う」ことを『名前解決』と呼ぼう #rubykaigi
— 東京の名古屋のおさかな (@sakanazensen) 2014, 9月 19
普段、TwitterやIRC上でお見かけする、あんなRubyist やこんなRubyistが、日本国内だけでなく海外からも、リアルの体を借りて参加しているので、直接お会いして話をすることができる滅多にないチャンスです。これを活用しないのは勿体無いと思います。
「Aoyoko.rbの方ですか?」と声をかけられる事案が発生。 #rubykaigi #aoyokorb
— さとりゅう (Tatsuya Sato) (@sato_ryu) 2014, 9月 19
個人用でも会社用でも良いので名刺があると、後から思い出してもらうのに良いかもしれません*3。
直接お会いして話をすることができる滅多にないチャンスです。
このように、先にも書きましたが、講演者については特に貴重です。 幸いなことに、RubyKaigiは、会期中にスピーカーの方々がウロウロしています*4。ですので、講演中に質問を考えておけば、講演後に話す切っ掛けを作ることができます。もちろん、講演中の質問時間に聞くのもとても有用です*5。
講演中に質問を考える時に、何を聞いたら良いのかわからないことがあります。これは、講演の前提とされていることが理解できていないためだと思います。そういう場合は、そういうものだと受け入れて、基礎を勉強して、Kaigi後に公開されるスライドを見なおしたりすると良いと思います。質問を考えようとするかしないかで、講演を聞いて得られることは大きく変わってくると思います。
会期中は3日間と短い中に高純度のコンテツが一気に頭の中に入ってくるので、振り返る必要があります。Kaigi直後は、意識ばかりが高くなってしまい、色んなことをやってみたくなったりします。ですが、スキル自体は会期中で極端に上がることは無いので、壇上の方々と同じようなことができるという期待で、やり始めようとすると辛い思いをします*6。 ですので、参加したセッションの内容を振り返りつつ、次に何をやってみよう、何ができそうか、ということを考えてみると良いと思います。
今日は仕事できましたから云々
みたいなものは抜きにしてさ、楽しもうぜ。 とにかく世界中のRubyistが集まって、同じ空気すってる実感というか、そういう雰囲気を楽しみましょうよ。 ガチャガチャも楽しいじゃない。電源求めて座ってみるのも良いじゃない。ステッカーをぺたぺた貼ってニヤつきたいじゃない。ゴルバチョフちゃんのステッカー貰いたいじゃない。 だって、Ruby好きだもの。そういう共通部分だけで楽しめばいいじゃない。
最終日、最後に実行委員長の角谷さんの締めた後の鳴り止まない拍手が全てを表してます。
#rubykaigi 2014は、2010からずっと参加してきて、一番自分が盛り上がれたKaigi でした。運営の方々、講演者の方々には感謝しか無いです。本当にありがとうございました。
— さとりゅう (Tatsuya Sato) (@sato_ryu) 2014, 9月 21
以上、いち参加者からのレポートでした。