Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
普段からOSSを使ってるにもかかわらず、ライセンスについてあまりにも理解できてなかったので、社内でちょうどOSSライセンスとコンプライアンスについての研修があったので行ってきた。 研修内容は、OSSライセンス個別の紹介とかではなく、そもそもOSSライセンスとは何かというところからの話で自分にとってはとても有意義だった。
自分が一番スッキリしたのは、「ソースコードは著作物であり、作成された時点で著作権が発生する」ということ。 なので、一般に入手可能になっているからといって、自由に無断で使っていいわけではないのであり、「ライセンスが明示されてないから」というのは無断使用の理由にはならない。 無断では使ってはいけない、というのは知っていたけれども、それが著作権のためということが理解できただけでも良かった。 しかし、頒布とか結合の密度とか、個別のライセンスの条文についてはまだ勉強しないといけない感じ。
だいぶ前にRUNNING LEAN を読んだのだけど、その時はリーンのことをよくわからずに読んでいたので、全然印象に残っていなかった。インタビューしながらキャンパスを埋めながら、事業とかプロダクトを作っていく方法だと思いこんでたと思う。 ということで、ちゃんと原典(?)を読んでおこうと思ったのが、読む切っ掛け。
この本でのリーンは事業とプロダクトを無駄なく作るための方法として、トヨタのリーン生産方式を参考に考え出されたもの。単に考えただけでなく、著者のエリック・リースが自身で経営してきたスタートアップやコンサルティングとしてサポートした中で考え出されている。 「無駄なく作る方法」というよりも、「無駄であることに早く気づくための方法」の方が正しいかもしれない。前者だと、予め徹底的に考えて無駄を失くそうとするやり方を含んでしまう。この本は、事業やプロダクト開発のために今一番知りたい事実を検証するために必要なことを考えて実践することを最重要視している。作ったものが無駄になることよりも、何の学びもなく無駄に時間を費やす事の方がより無駄という考え方だと思う。
この本が出たのが2012年なので、今はきっともっと知見が出てるのではないかと思う。 その一つが逆説のスタートアップ思考なんだろうな。だいぶ前に読んだ本なので、また読んでみよう。