Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
最近よく聞く言葉の1つであり、現在のプロジェクトでの自分の悩みどころが「今のツールをどうやって社内に展開させていくか」といったところだったので、 読んでみた。
グロースハックというのは、お金を書けて大々的な広告を打つ旧来のマーケティング手法とはことなり、いきなりいいものを作ろうとはせずに市場にマッチしたものを顧客とともに育てていく方法。ユーザーを獲得するという意味では広義のマーケティングとして捉えることができる。 この本の中で、「メールの中で一文を追記するだけで」とか、旧来のマーケティングとの対比的な表現を意図しているせいだろうか、やたらと小さなアクションで大きな成果を得られたといったところばかり強調されていて、胡散臭い感じがする。
この本で一番面白いのは、最後の「解説」。ここでクックパッドとZaimの事例が出ていて、1つ1つのアクションはそこまで大したことではないが、試行錯誤しているところが読み取れる。 成功だけでなくて失敗も含めて、こういった試行錯誤の事例を集めた本が出たら読みたい。
![]() グロースハッカー |