Satoryu's Diary

Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。


2015年03月28日 [長年日記]

_ Value Propositionのワークショップに参加してきた。 #postudy

今年初めに、「プロダクトオーナー業について学びたい」と思い始めてるのだけど、実際に行動に移したのは今日が初めて。弊社アジャイルコーチに無言で紹介してもらった、POStudyのワークショップに参加してきました。

サービスの独自価値を創造するための第一歩を踏みだそう ~ビジネスモデルキャンバスの中央にある『Value Proposition』について考える~

ビジネスモデルキャンバスを書く上で最も難しいと言われているValue Proposition の書き方について2つのお題でワークショップをした。 Value Propositionというのは、製品の中核となるコンセプトのようなもので、それを顧客セグメントと提供価値という2つで構成されている。顧客セグメントは

  • Job:ユーザーが成したい仕事
  • Gain:Jobの結果で得られる利益
  • Pain:Jobを妨げる苦痛

の3つの領域があり、それらを埋めていく。Jobを考える時は、その過程(Process)を考え、各段階でどんなGainとPainがあるのかを考える。そうやって時系列に起こることとその結果について そして、提供価値はそれらに対して、

  • Gain Creator:Gainを生み出すもの
  • Pain Reliever:Pain を減らすもの
  • Product:上2つを提供するプロダクト

で作られる。1つの考え方のフレームワークのように思う。 また、既にある製品の分析にも利用可能だそうだ。プロダクト自体は既にあるので、そこからGain CreatorやPain Relieverを分析し、逆算するようにGainとPainを導き出すということで出来るみたい。 ワークショップでは、実在するビジネスを分析したり、既存のウェブサービスの施策立案を行った。

ビジネスモデルキャンバスという言葉は、聞いたことがある程度*1だったんだけど、非常にわかりやすく説明してもらえて、とても「やった感」を感じられるワークショップでした。

ちなみに、Value Proposition Designの本が翻訳されて4月中旬に出版されるそうです。

4798140562

参考

*1 以前、Running Leanを読んだ時に見た程度。


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