Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
予想はしてたけど、スタッフ業とネットワーキングパーティの影響による朝寝坊から始まる二日目でした。
永和システムマネジメント株式会社社長で、アジャイルの界隈で知らない人はいないといっていいほどの方である平鍋さんの講演。 沢な思いをさせていただいた。 今回の講演の多くは、2年前のAgile Roots 2014で行った講演内容をベースにアップデートしたものだそうです。
ちょうど、Scrumの原典とされる「にゅーにゅー」*1をちまちまと読んでいたところで、その論文の紹介、そして、SECIモデルからスクラム、そしてプロダクトオーナーシップの話でした。 詳しくは、既に公開されているスライドを血眼になって読んでみれば良いんだと思うんです。
今、異なる技術と経験を持つ2つのチームが合わさってできたチームにいるため、どうやって1つのチームとして活動できるのだろうとか、フラストレーションを抱えながら、でもそれは当然抱えるストレスだよねと思いながらも、モンモンとしていた。 そんな自分にとって、マルチファンクショナルなチームとストーリーがとても魅力的だったし、その可能性が今の自分達にもあるんじゃないかと思うと、このフラストレーションは越えるべき壁なんだと思った。どう越えるかはわかんないが挑むべきものなんだろう。 これは何度でも見返したい資料で、講演でした。 色々と本も紹介されてたので、読んでみたいなぁ。
平鍋さんの講演で司会兼タイムキーパー*2として最前列で話を聞けるという贅沢な思いをさせていただいたり、SGT終了後のCSPの集い*3に潜り込ませてもらえたりと、色々スタッフ特典がありました。
最後に、誘ってくれた実行委員のみなさま、ありがとうございました。
今回はDurable Function をテーマに、前半はDurable Functionの解説、後半は牛尾さんが今直面してるDurable Functionをみんなでデバッグしたりチューニングしたりした。
Durable functionは、キューで複数のFunctionを連携させる場合の複雑さを軽減するために、オーケストレーションとそれで制御されるアクティビティで構成される。いずれもFunctionで実行され、内部的にはキューやテーブルで連携が実現されているのだけれど、それを開発者が特に気にすることなく実現できるのが良さそうに見えた。
後半で牛尾さんが直面して問題も、Durable Functionのスケールの問題とチューニングを見れたので面白かった。 今日は参加者が5名とこじんまりしてたけど、むしろそれが良くて、みんなで「あー、これはあれを見ればいいんじゃないか」とかみんなの知識でフルボッコにしてた*1。
2月に、Azure Functionの開発者が来日するということで、ハックフェストと、ミートアップが開催されるそうです。これも楽しみ。
気になる人は下のMeetupに登録しておきましょう。
とりあえず、まず自分はC#を勉強して、Azure Functions の開発環境を作っておかないと。
*1 でも明確に解決にまでいけなかったので、「今日はこのくらいにしといたるわ」くらいの感じ。