Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。
読み終わってたのに記録してなかったので、忘れないうちに書き残しておく。
本のタイトルの通り、管理会計の基本について丁寧に解説されていた。財務会計と管理会計との違いや管理会計の際のキャッシュ・フローの算出方法の基本的な考え方は、そういった勉強を一切してこなかった自分でもとてもわかりやすいと思った。
読んで思うのは、こういうことをビジネスに関わる人達全員が理解しておくと、色々動き方が変わってくるんじゃないかと思った。単に、予算があるのでその予算内であれこれやる、と開発側が考えてしまうのは危ない。それよりも、予算内に収めるは当然として、ランニングコストや販管費がどれくらいで、いつからキャッシュが生まれそうなのか、そのためには何をいまのうちに機能として積むか、リリース前 のコストをどこまで抑えるべきなのか、といったことを開発側も考えながらヒトやモノに投資しないといけないんだと思う。
今調べたら第2版が出ていて、そちらでは「業務改善の効果」という章が加筆されているそうだ。