Satoryu's Diary

Rubyが好きなプログラマーの日記。日々の生活、開発に関するメモとか考えとか。


2015年10月08日 [長年日記]

_ スクラム&ユーザーストーリーマッピング勉強会 に行ってきた。

告知ページを見て、

こんな方は是非お越しください

  • スクラムについてもう一度きちんと学びたい方
  • スクラムを始めるにあたって導入のポイントが知りたい方
  • スクラムを実践しているが、パフォーマンスがあがっていない気がする方
  • スクラムに関して意見交換や相談をしたい方

と書いてあって、いくつか当てはまると思ったので参加してきた。

最初に、スクラム再入門ちうことで、Scrum in 10 mins のお話。 数年前に作った資料を現在の状況に合わせてアップデートされてた。

いくつかメモ

  • この数年の間に、リファインメントがミーティングに追加された。
  • ミーティングって言葉を使うと「スクラムって会議多いね」などと言われて敬遠されることがある。スクラムで言うミーティングは、協調作業のこと。
  • スクラムマスターであれば、会話で職場を明るくすることが大切
    • ダジャレを言うとか

この後、プロダクトバックログを作るワークショップを行った。

「飲み会などのイベントの出欠席を集計するサービス」というお題目で、各自が機能を考える。その後、それらをスチレンボードで共有し、話し合いながら分類していく。 被ったものが出てくると、「あー、これはやっぱり欲しいですよねぇ」みたいな話が出てくるし、「これ、何ですか?」という質問が自然に出てくる。リファインメントとかであるあるな風景が自然と再現されてた。 その後、「Tシャツサイズの見積もり」というのをやった。

  • S、M、L、LLの4つに仕切りを作り、それぞれの機能がどれくらいのサイズなのかに合わせて分類
  • Mに仮に規模が10として、他のサイズがどれくらいの規模がどれくらいかを見積もる。
  • 見積もったら、そこに分類されている機能に見積もりを記入

自分達はLを30、Sは5くらいとし、LLについては「要件が曖昧なのでよくわからん」という意味での100を入れた。 最後に、これは必要であろうという10個に絞って、優先順位をつけた。 これでプロダクトバックログの完成。

そして、できあがったプロダクトバックログを使い、思考実験をした。

バックログの上位3つを1スプリントで完了した。その時のベロシティを使って、これから先の3スプリントを計画する

というもの。 大雑把に見積もっていることもあり、ベロシティに収まらなかったり、逆に足りなかったりするので、順番を入れ替えて、ベロシティを満たすようにしていった。 これも、あるあるな風景なので面白い。

という感じでリリース計画までできた。 更に、バックログアイテムの詳細を書き出していく作業として、ユーザーストーリーマッピングが登場する…のは次回ということで、この日の勉強会は終了。

今回、スクラムをこれからやってみたいという人だったり、ハードウェアのメーカーの人だったり、開発ではなく開発者支援をする取り組みの人だったりと色々な人がいた。 みんな、いいものを気持よく作りたいという思いがあるんだなぁ。

次回は、10月29日らしい*1

Tags: Agile Scrum

*1 息子の誕生日なので参加は見送ります…


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